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      <title>sekasuma 取材ブログ</title>
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      <description>撮影現地からsekasuma取材の「生」をブログでお届けいたします。</description>
      <language>ja</language>
      <copyright>Copyright 2008</copyright>
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         <title>ヘルシンキ　7月29日　第6話　島の木彫り職人</title>
         <description>　ヘルシンキから1km 離れた湾内に浮かぶスオメンリンナ島を訪れました。いたマーケットからフェリーに車ごと乗って行きました。
　スオメンリンナ島は1809 年から100 年もの間ロシア帝国領となり、1855 年のクリミア戦争などフィンランドにおける数々の戦争の歴史の舞台となりました。世界有数の規模を誇る「城塞」の残る島です。現在、島の人口は900 人ですが、ユネスコの世界文化遺産として登録されているため年間65 万人もの観光客が訪れます。ここにかつては城だったというアパートがあります。
　
　エサ・トイヴァネン（Esa Toivanan）さんの家を訪問しました。エサさんは2000 年にヘルシンキからこの島へ移住しました。木彫りのアーティストとして活躍されているエサさんは、以前はコンサルタントの仕事をしていました。。当時ヘルシンキの港近くに住んでいたこともあり、この島にはしばしば訪れていたそうです。興味深い歴史と豊かな自然、両方がそろっているところに惹かれました。コンサルタントからアーティストに転身されたのは15 年前。独学による木彫りの作品が世の中に受け入られてからは、完全にアーティストとしての作品づくりに打ちこむことになりました。握手をした時、大きな分厚い肉を握った感触をいまでも忘れません。木彫りの手を理解できました。

　そこで気に入っていたこの島の隣島にご自身の工房を設けました。住居もこの島に、と考え、現在のアパートに越して来ました。現在は奥さまのアンヌ（Annu）さんと、息子のサンディ（Sandi）くんと暮らしています。ちなみに奥さまはヘルシンキで銀行員でしたが現在は看護師のお仕事をされています。ご夫婦そろっての思いきった転身です。
　エサさん一家のアパートは、103uで部屋は3 室、天井は4 m以上と高いため空間の広さを自由に楽しむことができます。必要に応じて各部屋を分けるスライド扉があります。ゲスト用の寝室としてロフトを設けるなど機能的にも工夫されています。7 つあるアーチ型の大きな窓によって、外の風景が入りこむような雰囲気です。その他、アパート1 階部分にはサウナがあり、住民はいつでも利用できるようになっています。
　エサさんの工房にも案内していただきました。ご自身がアーティストであるエサさんのお宅には素敵なインテリアがあふれています。何かテーマがあるのかと思い尋ねると、「基本的にはどんなものでもよくて、古いものもモダンなものも混在しています」とエサさん。

　その言葉のとおり、お部屋のインテリアは様式としては統一されていないのですが、どこにいても居心地のよさがあります。リビングの広いスペースには、木製のチェストを中心に古い家具とモダンな家具、そしてエサさんの作品が並んでいます。明るい台所にはエサさん手作りのキッチン道具が揃っています。お気に入りの場所は、一番たくさん時間を過ごすダイニングだそうです。家族や友人たちと食事をした後にリビングへと移動、というパターンがこの家の日常のようです。　「私たちはこの家を、自分たちに似合う家にしたいと思っています。特に何か方向性を決めているわけではないですが、例えば家具ひとつにしても、美しく長持ちするものを選び、それで部屋を作っていきたいと考えています。」</description>
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         <pubDate>Sat, 13 Sep 2008 13:20:09 +0900</pubDate>
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         <title>ヘルシンキ　7月28日　第5話　200年の木の家</title>
         <description>　ヘルシンキから車で約1 時間、フィンランドで2 番目に古い町ポルヴォーを訪ねました。1346 年に設立されたこの町は「過去と現在が魅力的に溶け合った町」と呼ばれ、町の各所にそれぞれの時代の名残が見られます。ポルヴォー川沿いには木造家屋が建ち並びます。その一角に、200 年前に建てられた木の家があります。
　穏やかな笑顔で迎えてくれたのは、マイヤ・アーテロ（Maja Aatelo）さん。マイヤさんはポルヴォーに25 年間お住まいで、長年この町でケミカル・エンジニアとして働いていました。現在はグラフィックアートと墨絵の趣味に活動されています。1994 年にこの家を購入しました。
　150uあるこの家は、もともとは倉庫でした。あまりにも状態が悪かったためポルヴォー文化財保護局より建て直しの許可が下りていました。「外観は倉庫のようなままにするように」との条件をふまえて、外観の一部は赤色に、窓は小さめを保持しています。
　この家の特徴は、歴史的な外観の他に、各部屋にテーマカラーがほどこされている点にあります。部屋によって壁の色が異なっています。リビングは白と黄色、書斎はローズレッド、寝室は薄い緑色と白が基調になっています。マイヤさんに、部屋を色分けした理由を尋ねました。ひとつは、フィンランドの伝統に基づいています。もともと古い家というのは各部屋に色の使い分けをしていたという歴史があるそうです。大統領官邸や貴族の館では、昔からコーヒーを飲む部屋は黄色、おしゃべりを楽しむ部屋は青色というように部屋のテーマが色で表現していたそうです。マイヤさんもそれを参考にされたようです。もうひとつの理由、家具を購入する際にどの部屋に合うかイメージがあると選びやすくなるという点も、部屋を色分けするメリットだそうです。マイヤさんにとっての理想の住まいは、夏は涼しく冬はあたたかい木の家です。夏は木が呼吸するため過ごしやすく、冬は暖炉によってあたたかさを作りだしてくれます。

　フィンランド全体で、一軒家といえば伝統的にも歴史的にも木造の家です。実際、このポルヴォーには300 軒近い家がありますが、その中で石の家は6 軒のみだそうです。木の家は手間がかかるのにも関わらず、一番に好まれているようです。歴史的にも文化的にも豊かなこの町で200 年も前から呼吸し続ける木の家に住まうことは、マイヤさんにとって特別でありながらも、とても身近なことのようです。
　子供の頃から色の好みが独特だったと語るマイヤさん。夢はインテリア・デザイナーか科学者になることだったそうです。「現在はこのように自分の家を自分の好みでデザインできたことが、とても幸せです。実際、この家の内装には家族全員がかかわり、ファミリー・プロジェクトとして作り上げたものです。その意味でも私にとって特別な家です。」</description>
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         <pubDate>Fri, 12 Sep 2008 13:18:11 +0900</pubDate>
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         <title>ヘルシンキ　7月27日　第2話　島のエコライフ</title>
         <description>　初めて船に乗りました。港に宿泊中の船と直接交渉して、関係者だけが乗り込みました。海の波しぶきでカメラがダメにならないように気をつけました。
　ヘルシンキの港より約1 時間、船に揺られて到着したのは小さな「忘れられた」島、クウシルオトです。森と岩と草原のこの島で、最初に目にとびこんできたのは焚き火を囲んで座っている人たちの姿です。彼らはこの島で共同生活を営んでいる環境活動家です。この島は現在、12 人のメンバーによって管理されており、エコロジーを重視した様々なプロジェクトが行われています。

　メンバーの一人、ヤンネ・ビョルクルンド（Janne　Bjorklund）さんにお会いしました。ヤンネさんはヘルシンキ工科大学出身のエンジニアです。風力発電機の会社を経営していると同時に、この島の環境と島の住居の管理を任されています。ここの家は1918 年に建てられました。フィンランドで典型的な赤い木の家* です。当初は兵士の宿舎として使われていました。1990 年以降この島がヘルシンキ市の所有となってからは、この島にある家はヤンネさんが所属する環境意識をもった組織（クラブ）により賃借されています。島にはリサイクル施設を設け、廃棄物を出さないように工夫しています。
また、家庭菜園もあり、鶏を飼っています。

　さて、ヤンネさんの家の最大の特徴はすべての電力源を自給している点にあります。室内には電気を貯めておくバッテリーがあります。主な電源として屋根にソーラーパネルがありますが、太陽の滑降度が地平線より7 度になるという1 月から2 月には電力チャージが難しいようです。そこでヤンネさんは外に風力発電機を作ることで年間を通じて電気をまかなえるようにしました。室内に設けたバッテリーは一度満タンになると、例えば日差しも風もない日が続いたとしても、テレビ1 台とランプを付けた状態で2 週間は電気が供給されるそうです。ヤンネさんが関わるプロジェクトのひとつは、エネルギーシステムの開発です。ここで目指している暮らしをヤンネさんに尋ねました。「それは省エネの設備、廃棄物の再利用といったシステムを作っていくことです。この島やここにある家を今あるままに守っていくこと、それはヘルシンキの文化という遺産を受け継いでいくことなのです。」
　この自然あふれる小さな島からはヘルシンキの夜景が見えるのだそうです。

＊家の外壁に使われる赤いペンキは赤土を原料としている。フィンランドではリーズナブルで最も手に入りやすい色。自然の原料なので火事で燃えても薬害が出ないことや、天候による退色にも強いため長持ちするというメリットもある。</description>
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         <pubDate>Thu, 11 Sep 2008 13:15:45 +0900</pubDate>
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         <title>ヘルシンキ　7月26日　第4話　若いアイディアがあふれる家</title>
         <description>　現在のヘルシンキは、夕焼けが午後10時、朝焼けが午前3時です。真っ暗になるのは2時間ぐらいでほんの一瞬です。午前3時半ぐらいになると、夜通しデスコを踊っていた若者が一斉に街に出て、家路につきます。これから眠りにつくのでしょう。彼らは働いているのかしら？　実に不健康です。

　今日は、このような若者たちとは対照な若夫婦を訪問します。ヘルシンキ中心部より約30 分、ヘルシンキのベッドタウンとして近年開発が進められているヤルヴェンパーを訪れました。この小さな町は現在、商業的にも工業的にも重要な地域となっていますが、町全体の雰囲気は緑の多い庭園のような趣があります。ここに木々の葉に包まれるようにして佇む木造家屋が今回の訪問先です。
　個性的なファッションで迎えてくれたのは、奥さまのアンニ・マンシッカ（Annni Mansikka）さん。職業はグラフィックデザイナーです。アンニさんは生まれも育ちもヤルヴェンパー。お父さまが購入したこの家に6 年間住んでいます。ご主人のペトリ・ヴィルタネン（Petri Virtanen）さんは福祉関係の仕事をしています。おふたりとも音楽が大好きで週末の夜にはDJ をされています。若い夫婦が木造家屋に住むことはめずらしいようですが、アンニさんご夫婦は時間と手間をいとわず自分たちらしい家に作り上げています。

　この家は70 uで、リビング、ダイニング、ベッドルームの3 室があります。おきまりのサウナもあります。フィンランドらしい落ち着いた雰囲気の内装には、木造家屋の魅力を生かしたご夫婦のセンスが光ります。例えば、各部屋の壁やダイニングテーブルはおふたりの好みの色に塗り替えてあります。　1960 年代頃のデザインを思わせる家具やテキスタイル、ポスターなどのインテリアのほとんどは、地元のフリーマーケットで見つけてきたものです。庭にはハンモックやバーベキュー設備、テーブルセットを置くなど、どこにいてもくつろげるように工夫しています。
　おふたりに古い木造家屋に住むことのメリットとデメリットを伺いました。「実際この家の修復作業は手間も時間もかかって大変です。でも僕たちは手仕事が大好きなので、その作業は大きな楽しみでもあるのです。落ち着いた雰囲気の中で自分らしい家を作っていけるチャンスがあることがこの家に楽しく住める理由です。」
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         <pubDate>Wed, 10 Sep 2008 13:13:25 +0900</pubDate>
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         <title>ヘルシンキ　7月25日　第1話　学生夫婦の住まい</title>
         <description>　ヘルシンキの街は初心者にとってわかりやすい。路面電車が東京の山手線のように、中心部をグルグル回っています。街の中心は青空マーケットです。物資の売買あると同時に、船の発着所でもあります。近くには新教とロシア正教の教会があります。

　ヘルシンキ市内のアルッペラを訪ねました。市内から車で30 分ほどのこの町には、カフェや公園のほかに、遊園地などもあります。通勤通学に便利な立地でもあります。
　ここで充実した生活を送る若いご夫婦にお会いしました。共にヘルシンキ工科大学に通う学生さんです。フィンランドでは学生結婚はめずらしいことではないそうです。奥さまのアンニナ・サト・サルロス（Anni SatuSarlos）さんは風景建築学、ご主人のヤルッコ・クッコラ（Jarkko Kukkola）さんは地理計画学を専攻しております。奥様が大学３年生、ご主人が大学2年生です。奥様はりっぱな女性なのに、ご主人はまさにガキ。現在は彼の方が有利と感じるのは筆者が中年の男であるからのひがみからでしょうか？　2人は一生添い遂げるのでしょうか？

　ご夫婦は4 階建てアパートの一室を借りて住んでいます。このアパートは39 uと決して広くはないのですが、「2 人用」と規定されています。おふたりはこのアパートの白い外観と、学生に必要なものが手近に揃うアルッペラの立地条件が気に入り、ここを借りました。さて、勉強と生活を両立させながら暮らすために若いおふたりはどんな工夫をされているのでしょうか。

　おふたりのお気に入りは、リビングと勉強スペースです。部屋の全体を横から見ると、ふたつの空間はつながっているようですが、その間には植物があります。壁や仕切りではなくまずは低い棚を置き、その上に大きな植物を飾りました。おふたりにとって大切である二つの空間は、狭さを感じさせないかたちで確保されました。壁際にダイニングスペースを作りました。キッチンは必要なものがコンパクトにまとめられた作りです。狭いながらも収納スペースは十分あります。そして洗濯物を干すための屋根裏があります（ヘルシンキでは町の景観を守るために屋外で洗濯物を干すことは法律で禁じられているそうです）。
　お部屋のインテリアには、雰囲気や考えごとのできる「落ち着き」そして「自分たちらしさ」を重視しました。ほとんどの家具は中古で購入されたそうですが、それぞれがこのお部屋に調和していてアットホームな雰囲気があります。また、おふたりは手仕事も大好きです。例えば、ダイニングテーブルは、ご主人のスケッチから奥さまが作ったハンドメイドです。

　ご主人の美的センスは奥さまのご自慢、ご主人のアイデアを形にすることが楽しいそうです。今は家賃を払うことで精いっぱいなので、いつか余裕ができれば家具が欲しいと奥さまは言います。
　取材では、おふたりが各々のパソコンに向かう学生さんらしい姿と、仲良くワイングラスを交わすパートナー同士の姿に、スタッフ一同微笑ましい時間を過ごしました。ヘルシンキより世界へと羽ばたいて行く若いご夫婦の将来が楽しみです。</description>
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         <pubDate>Tue, 09 Sep 2008 13:11:17 +0900</pubDate>
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         <title>ヘルシンキ　7月24日　第3話　アールト設計のアパート</title>
         <description>北欧4カ国（フィンランド・デンマーク・スウェーデン・ノルウエー）の中で日本と交通面で密接な関係にあるのはフィンランドです。なにしろ成田・中部・関空の3大空港から首都ヘルシンキとほぼ毎日結ばれているのです。
　さて、フィンランドを代表する建築家アルヴァ・アールト（Alvar Aalto 1898-1976）は、さしづめ日本の丹下健三です。ただ　アールトは家具、ガラス食器、絵画までと幅広い。本日はアールトが設計したアパートに住む家族を訪問しました。場所はヘルシンキの郊外タピオラです。森林や湖など自然の中に溶けこむようにして建っています。光と緑に包まれた白亜のアパートです。

　ここに住む家族を紹介しましょう。ご主人のアンティ・ラピンレイム（Anti Lapinleimu）さん、奥さまのカティ・ヴァルトネン（Kati Valtonen）さんです。ご主人は若きビジネスマン、奥さまは薬剤師ですが現在は育児休暇中です。娘さんのエラ（Ella）ちゃんは現在10 か月、若いご夫婦は子育てを精一杯に楽しんでいるご様子です。数年前、このアパートを初めて訪れた奥さまは、豊かな自然環境と部屋の広さが揃っているのに感激して即決されたそうです（アールトによる設計だったことは後になって知りました）。
　このアパートと日本のアパートとの違いは共有部分です。エレベーターは日本のほうがにはるかよろしい。一方階段や廊下の広いスペースは断然こちらです。また、地下のユーテリテイの充実はすばらしい。
　広さ73 uのアンティさん一家のお宅は、もともと広い空間をさらに開放的に使いこなせることができる点が特徴です。アンティさんのお宅にはダイニングとリビングの間にスライド扉があります。また、壁が白色で天井が高いことや、窓の大きさも空間をより広く明るい雰囲気にしています。
　バルコニーのガラス窓は以前の住民が付けたものだそうです。アンティさんご一家はここにテーブルを置き、カーペットを敷いてサンルームとして使っています。中庭の緑はどの部屋からも望むことができ、森林の中にいるようです。サウナ設備はマンションの1 階にあり、住民が共有して利用しています。
　
　「どの部屋にいても明るい採光と、私たちの生活スタイルにちょうどよい広々としたスペースが気に入っています」とご主人。そこに奥さまが「森に囲われているので、町の中にいながら静かな暮らしができます」と加えました。自然の風景の中で子育てを存分に楽しむご夫婦でした。

　タピオラには世界的携帯電話メーカー・ノキアの研究所があります。その他の施設も湖畔沿いにあり、湖面に美しいシルエットを映し出しています。道路を走って、トヨタやホンダの日本車がほとんど走っていないことに気がきました。ドイツとフランス車ばかりです。</description>
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         <pubDate>Mon, 08 Sep 2008 13:07:23 +0900</pubDate>
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         <title>ロンドン　6月11日　第4話</title>
         <description><![CDATA[　いよいよ、今日は収録の最終日です。本日も快晴。ロンドンに来て以来、6日間も天気がよいとはまさに奇跡です。
<div class="photo-area"><div><a href="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82T_.html" onclick="window.open('http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82T_.html','popup','width=400,height=268,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82T_-thumb.jpg" width="250" height="167" border="0" /></a></div><div class="t05">正面からの家の全景</div></div>
　訪問相手のダウド・モルドンさんはアイルランド人とバングラデッシュ人の間に生まれました。IT企業の社長です。事務所はロンドンから北東に80kmにあるモルドン（Moldon）の邸宅の3階にあります。先妻との間に生まれた娘さんはバングラデッシュ人そっくりです。現在同居しているのは、アイルランド人のルース・オレアリーさん（Ruth O’Leary）で、紅茶やたばこのバイヤーです。

<div class="photo-area"><div><a href="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82T_%20%28638%29.html" onclick="window.open('http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82T_%20%28638%29.html','popup','width=400,height=266,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82T_%20%28638%29-thumb.jpg" width="250" height="166" border="0" /></a></div><div class="t05">近所の人々が集まり、キッチンでパーテー。<br>手前の中央がダウドさん</div></div>

　このカップルは近所の人々を招いてパーテーをするのが大好きです。内縁関係を回りの人々にオープンにして、さらに海の向こうの日本の不特定多数に告知するテレビ番組に協力してくれます。厳格に家庭をつくることが道徳的だと幼少から教えられた私には理解できないことです。

<div class="photo-area"><div><a href="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82T_%20%28457%29.html" onclick="window.open('http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82T_%20%28457%29.html','popup','width=400,height=266,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82T_%20%28457%29-thumb.jpg" width="250" height="166" border="0" /></a></div><div class="t05">広々としたダイニング</div></div>
　ダウドさんはアメリカのボストン地域に11年も住み、1999年にイギリスに戻ってきました。ロンドンの小さな家に嫌気がさし、アメリカ風の大きな家を求めていました。丁度、建築途中の家を見つけました。オープンで広い空間の間取りにして　現在の家ができあがりました。外観は典型的なイギリス風、内観はアメリカ東部風です。このコントラストが面白い。当初はダウドさん1人で住んでいたので、「男やもめにウジがわく」のようでしたが、ルースさんが住むようになって、シンプルでクリーンなイメージに模様替えをしました。

<div class="photo-area"><div><a href="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82T_%20%28266%29.html" onclick="window.open('http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82T_%20%28266%29.html','popup','width=400,height=268,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82T_%20%28266%29-thumb.jpg" width="250" height="167" border="0" /></a></div><div class="t05">付近の川には小型船が停泊している</div></div>

　近くに海の注ぐ川が流れています。いまでも小型船を持った漁師がたむろしています。昔　ニシンやタラを大量に水揚げして魚御殿を建てた大金持ちはいません。川向にある工場から流れでる廃水が魚師の活力を奪ってしまいました。その工場も廃業し、すこし清水になり、零細な漁師が生活できるようになったのです。そして　イギリス名料理「ポテト＆チップス」が今日も食べられるのです。]]></description>
         <link>http://www.sekasuma.com/blog/uk/6114.html</link>
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         <pubDate>Mon, 21 Jul 2008 11:21:10 +0900</pubDate>
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         <title>ロンドン　6月10日　第5話</title>
         <description><![CDATA[<div class="photo-area"><div><a href="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82U_%20%2853%29.html" onclick="window.open('http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82U_%20%2853%29.html','popup','width=400,height=268,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82U_%20%2853%29-thumb.jpg" width="250" height="167" border="0" /></a></div><div class="t05">リビングから庭を見る。計算された美しさがある。</div></div>

　現在　イギリスが最も世界に誇れるのはイギリス庭園です。ヨーロッパの庭園の歴史を見ながら　イギリス庭園を述べてみましょう。家の周りに庭園をつくるようになったのは、15世紀のルネサンス時代のイギリスです。芸術家に対して最大のパトロンであったメデイチ家が別荘に幾何学的な花壇や植込みの整形した庭園を作りました。それが大規模に完成したのがルイ14世のヴェルサイユ宮殿です。
後進国イギリスにもこの整形庭園が導入されましが、イギリス人はそこに不整形なデザインを付け加えました。これが発展して、故事来歴を園内に隠し、ビジターに謎解きさせる庭園が栄えました。謎解きで庭を歩くよりも風景そのもののよさに気がつきました。おりから　啓蒙家ルソーの「自然に帰れ」が流行し、自然の風景のような庭園が現れました。

<div class="photo-area"><div><a href="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82U_%20%2894%29.html" onclick="window.open('http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82U_%20%2894%29.html','popup','width=400,height=268,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82U_%20%2894%29-thumb.jpg" width="250" height="167" border="0" /></a></div><div class="t05">モネの睡蓮をれんそうする池</div></div>

　フランスでは王妃マリーアントワントがヴェルサイユ宮殿のとなりにイギリス庭園を作ったことにより、風景庭園は完全に全ヨーロッパ、ひいては全世界に認知されました。
　現在　イギリスで最高の庭園はブレッシングガム庭園（Bressingham gardens） です。ロンドンから北東に車で3時間のノーフォーク（Norfork）の近くにあります。経営者はブルーム家（Bloom）で、苗字事態が「バラなど観賞用植物の花」を意味します。創始者は苗床職人のアランさん（Alan）で異なった花木が調和して共存する「島式ベッド」方式を考案しました。

<div class="photo-area"><div><a href="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82U_%20%28199%29.html" onclick="window.open('http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82U_%20%28199%29.html','popup','width=400,height=598,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82U_%20%28199%29-thumb.jpg" width="250" height="373" border="0" /></a></div><div class="t05">草木の手入れをするアドリアンさん</div></div>
　　現在のオーナーは2代目のアドリアンさん（Adrian）です。彼の考案した「霧底庭」（Foggy Bottom Garden）は　画期的で世界中の園芸専門家が視察に訪れます。
　　敷地全体を多くの島からなる大海と考えます。各島の中央には松やモミなどの背の高い針葉樹を置き、その周りにヘース（つつじ科の常緑低木）で色合いを飾り、その外側には季節ごとに咲く花々を配します。各島は海に浮かぶ楽園のようです。また自宅の窓から眺める景色が最高であるように工夫がされています。「ドラマ性のある庭園を目指し、やっと完成の域に近づきました」と庭石に腰を下して静かに語ってくれました。

<div class="photo-area"><div><a href="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82U_%20%28271%29.html" onclick="window.open('http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82U_%20%28271%29.html','popup','width=400,height=268,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82U_%20%28271%29-thumb.jpg" width="250" height="167" border="0" /></a></div><div class="t05">宿泊施設のＢＢもある</div></div>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
注）庭園内に宿泊施設Ｂ＆Ｂがあります。ぜひ利用してください。
E-mail: info@bressingham.co.uk
http://www.bressingham.co.uk]]></description>
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         <pubDate>Thu, 17 Jul 2008 11:19:38 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ロンドン　6月9日　第0話</title>
         <description><![CDATA[<div class="photo-area"><div><a href="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_d_%20%2820%29.html" onclick="window.open('http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_d_%20%2820%29.html','popup','width=400,height=268,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_d_%20%2820%29-thumb.jpg" width="250" height="167" border="0" /></a></div><div class="t05">ノッテングヒルの朝市</div></div>
　今日はMs.Xを取材しました。取材を大歓迎されました。このようなケースに限ってトラブルが多々あります。場所は、ジュリア・ロバーツ主演の「ノッテイングヒルの恋人」の舞台になった西ロンドンのノッテングヒルです。

<div class="photo-area"><div><a href="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_d_%20%28280%29.html" onclick="window.open('http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_d_%20%28280%29.html','popup','width=400,height=266,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_d_%20%28280%29-thumb.jpg" width="250" height="166" border="0" /></a></div><div class="t05">イギリス建築大学の最高峰　ＡＡ　スクール</div></div>
　彼女はファッション雑誌で才能を認知され、イギリス建築大学の最高峰ＡＡスクールを卒業しました。ポール・スミスやがてクロエの全世界の店舗デザイン、さらには 山本耀司のパリ店舗の設計を担当しました。　そんな彼女が「住宅設計に自由度が大きく、施工管理がしっかりしている日本で彼女のブランドの家を作りたいと言って　東新住建と提携したいと言ってきたのです。胸躍らせて、好きなだけ撮影をし、好きなだけおしゃべりをしました。

<div class="photo-area"><div><a href="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_d_%20%2864%29.html" onclick="window.open('http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_d_%20%2864%29.html','popup','width=400,height=598,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_d_%20%2864%29-thumb.jpg" width="250" height="373" border="0" /></a></div><div class="t05">ポール・スミスの店舗</div></div>

　さて、雑誌「世界の住まい」とこのブログに大きく露出しようと張り切りました。しかしＮＧが出ました。名前も写真も記事もです。イメージを大切にする建築家とのお付き合いは難しいものです。
なお、テレビ放映はＯＫなので、8月15日（金）は必ずみてください。
<div class="photo-area"><div><a href="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_d_%20%2888%29.html" onclick="window.open('http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_d_%20%2888%29.html','popup','width=400,height=598,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_d_%20%2888%29-thumb.jpg" width="250" height="373" border="0" /></a></div><div class="t05">街角でビザを食べる少女たち。</div></div>]]></description>
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         <pubDate>Tue, 15 Jul 2008 11:18:16 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ロンドン　6月8日　第1話</title>
         <description><![CDATA[　2012年のオリンピック予定地の家庭を訪問しました。
　ここ東ロンドンのハクニック地域は社会の低下層が住む危険な場所として知られていました。廃棄された倉庫や工場を利用して幾つかの美術学校ができるに及んで、若きアーテイストがたむろして最先端の流行を発信する街に変わりつつあります。美術学校が合同してイベントを繰り広げ、内外からの集客が増えています。さらに街ぐるみの活性化として、家を無料で公開するオープンハウスのイベントが行われます。
<div class="photo-area"><div><a href="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82Q_%20%2862%29.html" onclick="window.open('http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82Q_%20%2862%29.html','popup','width=400,height=268,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82Q_%20%2862%29-thumb.jpg" width="250" height="167" border="0" /></a></div><div class="t05">インタビューに応えるエドさん</div></div>

　建築家エド・フリス（Ed  Frith）とダンス振付師キャロライン・サレム(Caroline Salem)夫婦と3人の子供達が暮らす家です。ご主人のエドさんは1984年にブリストル大学（Bristol　Univ.）で建築を学んだ後ロンドンの建築事務所で1年間働き、ケンブリッジ大学（Univ. of Cambridge）でさらに建築を研鑚しました。その後アメリカのコロンビア大学(Colombia Univ.)とプリンストン大学(Princeton Univ.)で建築を極めました。エドさんの結論は「建築とは感じ(feel)や雰囲気(atmosphere)を具体化するものです」

<div class="photo-area"><div><a href="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82Q_%20%28252%29.html" onclick="window.open('http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82Q_%20%28252%29.html','popup','width=400,height=266,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82Q_%20%28252%29-thumb.jpg" width="250" height="166" border="0" /></a></div><div class="t05">家の外側と入口</div></div>

　このアメリカでキャロラインさんと出会ったのです。以後　２人は建築とダンスを結合して仕事をしてきました。インド・スペインなどを旅して5年前にこのハクニック地域に居を構えました。
　1階はキッチンとダイニングを挟んで、エドさんの建築事務所とカロラインさんのダンス・スタジオがあります。2階は子供の生活空間です。ロフトがベッドルームとなっています。テーマは「動く建物」（moving architecture）です。

<div class="photo-area"><div><a href="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82Q_%20%2871%29.html" onclick="window.open('http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82Q_%20%2871%29.html','popup','width=400,height=268,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82Q_%20%2871%29-thumb.jpg" width="250" height="167" border="0" /></a></div><div class="t05">奥様の舞踊教室の練習風景</div></div>

　第1は太陽の動きに合わせて家は造られています。庭が南に幅広いので、一日中太陽光が家の中に入ってきます。特に西陽がスタジオに入るようになっており、舞踊を立体的に浮かび上がらせる効果があります。第2は　家の外・内（outside・ inside）が融合した動きになっています。庭→スタジオ→キッチン→庭とスムーズに移動できます。第3は、建築事務所の本棚が可動式です。仕切られた壁もどのように閉めるかによって、さまざまな顔となります。第4は、スタジオが2階とサーカスで使われる道具で結ばれています。それ故、ダンス・ショーがスタジオだけでなく、キッチン、庭、さらには2階の空間（？）を使って幅広く行われます。

<div class="photo-area"><div><a href="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82Q_%20%28288%29.html" onclick="window.open('http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82Q_%20%28288%29.html','popup','width=400,height=603,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82Q_%20%28288%29-thumb.jpg" width="250" height="376" border="0" /></a></div><div class="t05">リビングから子供部屋につながる階段</div></div>

　第5は　2階の3人の子供部屋はつながっていまが、子供の成長に合わせて壁で仕切ることもできます。第6は、子供部屋からロフトに行く階段は大きな積み木を合わせたものなので、容易に変更可能です。2階とロフトが家族の部屋で1階が仕事部屋なので、家庭と職場が最短距離であることを夫婦が自満していました。　　]]></description>
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         <pubDate>Sun, 13 Jul 2008 11:16:54 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ロンドン　6月7日　第3話</title>
         <description><![CDATA[<div class="photo-area"><div><a href="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_b_%20%2859%29.html" onclick="window.open('http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_b_%20%2859%29.html','popup','width=400,height=598,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_b_%20%2859%29-thumb.jpg" width="250" height="373" border="0" /></a></div><div class="t05">セントメアリー教会の屋上の通路</div></div>
　学問の都　オックスフォードに高速道路を使っていきました。
途中休憩所に寄りました。日本より数が少ないので、通り過ぎたら終わりです。それだけ　各休息所は混んでいます。内部は日本とほとんど同じで、食堂（パンやパスタ）、雑貨、などがあります。
2時間の車旅のあと、オックスフォードに着きました。古い町で、学生街で、若やいだ雰囲気がします。しかし建物は古い。このコントラストが面白い。
聖メアリー教会の塔に上り、町中を見下ろして、オックスフォードが一度に分かった気になりました。
　訪問先はダヴィッド・クラーク（David Clark）教授。オックスフォード大学で「地域建築学」（Vernacular Architecture Course）を教えている
小柄で実直で、持っている知識をかみ砕いて　説明してくださいます。勉強が大好きなのでしょう、取材に　あい間にも書斎にこもって研究をしています。また、奥様も別の机で読書をしています。本が本当に好きな御夫婦です。

<div class="photo-area"><div><a href="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82S_%20%28206%29.html" onclick="window.open('http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82S_%20%28206%29.html','popup','width=400,height=266,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82S_%20%28206%29-thumb.jpg" width="250" height="166" border="0" /></a></div><div class="t05">本が好きなクラーク教授夫婦</div></div>

　教授によると、オックスフォードには2種類の家があるそうです。第1は　本の重さで倒れる家、第2は本が柱の役目をして崩れない家。本が家の中心となっているのはさすがオックスフォードです。
クラーク教授の経歴がおもしろい。アバデーン大学（Aberdeen）とサセックス大学（Sussex）で数学を学びました。30年にわたり原子力研究所で経理を担当してきました。52歳の時、オックスフォード大学で「建築の歴史」を学びました。そして、「地域建築学」という講座を新設し、教授に就任したのです。年齢を無視した向学心には脱帽します。

<div class="photo-area"><div><a href="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82S_%20%28109%29.html" onclick="window.open('http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82S_%20%28109%29.html','popup','width=400,height=268,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82S_%20%28109%29-thumb.jpg" width="250" height="167" border="0" /></a></div><div class="t05">2002年に造ったサンルームから中庭を見る</div></div>

　クラークさん自身に邸宅を分析して貰いましょう。
「この家は1750年から1850年間に　オックスフォードに集中的に建てられた典型的なジョウージアン・スタイルの家です。　建物の前後の両方にも庭があります。単純肉体労働者階級の人々は裏庭のある家に住んでいました。前にはがあるのは　大工・店長などの職人や零細企業の経営者が住んでいました。
　16年前にこの家に引っ越してきました。前のオーナーは装飾専門家でしたので、カーテン・カーペット・壁紙・ペンキなどの内装を全く新しくする必要がありませんでした。16年間に少しづつこの家に合う家具とかアンテーク品を揃えていきました。日本に旅行した時に買った「銀閣寺」の模型もあります。モダーンなものはこの家には似合いません。この家はまだ政府が保存物として指定しているわけではありませんが、私は保存する義務でこの家で暮らしています。」

<div class="photo-area"><div><a href="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_b_%20%28147%29.html" onclick="window.open('http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_b_%20%28147%29.html','popup','width=400,height=603,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_b_%20%28147%29-thumb.jpg" width="250" height="376" border="0" /></a></div><div class="t05">オックスフォーﾄﾞの町に繰り出したダシ</div></div>
]]></description>
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         <pubDate>Fri, 11 Jul 2008 11:15:00 +0900</pubDate>
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         <title>ロンドン　6月6日　　第6話と第2話</title>
         <description><![CDATA[　6月5日12時成田発　JL401便にてロンドン・ヒュースロー空港に向かいました。4年前に「世界の住まい」第1回の収録にスコットランドに行ったことが思い出されました。このTV番組が4年目を迎えるという長寿番組に仲間入りしているのです。
　ロンドンのホテルは空港の近くなので、すぐにチェックイン。ここで休憩してそのまま食事をすればよかったのですが、現地コーデネイターが最初の打ち合わせ兼ねた夕食を市内のスペイン料理店で行いました。渋滞して車で1時間30分。ぐったり疲れてしまいました。

<div class="photo-area"><div><a href="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_7_%20%28445%291.html" onclick="window.open('http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_7_%20%28445%291.html','popup','width=400,height=266,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_7_%20%28445%29-thumb.jpg" width="250" height="166" border="0" /></a></div><div class="t05">庭から屋敷を見る</div></div>
　6月6日　6時30分に起床。7時30分に車に乗り込み、大ロンドンを西から東に横切って　レッドハウスに向かいました。高速道路を利用せず、信号がある普通の道路をひたすら走るだけ。車にガソリンを補給する時間ロスも加わり、9時40分に着き、40分の遅刻となりました。レッドハウス11時から一般客の見学がOKなので、家中の説明を聞いて、撮影するのに大忙し。最後は一般客のいる中での撮影となりました。
<div class="photo-area"><div><a href="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_7_%20%28428%29.html" onclick="window.open('http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_7_%20%28428%29.html','popup','width=400,height=603,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_7_%20%28428%29-thumb.jpg" width="250" height="376" border="0" /></a></div><div class="t05">管理人夫婦</div></div>

レッドハウスが建てられた1860年はウイリアム・モリス（William Morris）の絶頂であると同時にイギリスにとっても絶頂の時でありました。
産業革命により均一化した製品が造られ、大工場で長時間にわたり単純労働で搾取される労働者が現れました。この流れに抵抗し、手工業による芸術作品の実用性と社会性を強調したのがモリスです。このアーツ・アンド・クラフツ運動は彼の死後により消滅しましたが、１つの芸術運動として今日でも影響力を持っています。
　1960年は産業革命の光が輝き、イギリスが繁栄の頂点にいました。一方、モリスも「目を奪う美女」ジェーンと新婚生活をこのレッドハウスで過ごします。
　モリスは「精神上は中世」（medieval in spirit）の家を　生涯の友人フィリップ・ウエッブ（Philip Webb）と設計しました。この家はモリスにとって最初で最後の家でした。一方、ウエッブにとって建築の仕事でした。また、モリスが装飾・織物・家具などの内装デザインを考えながら、それを会社組織に展開しました。そして世界で最も美しい家（The beautifullest place on earth）が誕生したのです。
庭園も家と同様に重要でした。リンゴ・梨など果樹、四季を演出する花々を注意深く造りあげました。
ここでの5年間、2人の娘が誕生し、モリスは家族の幸せをかみしめました。また、生涯の友人であるバーン・ジョーンズ夫婦やロセッテイとリビングの壁画を制作するなど、充実した協力体制を築きました。

<div class="photo-area"><div><a href="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_a_%20%2829%291.html" onclick="window.open('http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_a_%20%2829%291.html','popup','width=400,height=268,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_a_%20%2829%29-thumb.jpg" width="250" height="167" border="0" /></a></div><div class="t05">パデイントン駅のパデイントン・ベアの店</div></div>

昼食はサンドイッチを買って、車中で食事です。パンの美味しくないこと。30キロを走って、ロンドンのパデイントン駅（Paddington station）に着きました。この駅は東京の新宿と渋谷の両駅を合わせた駅にたとえられます。長距離列車と地下鉄電車が接続している点は新宿に似ています。一方、クマのパデイントン（Paddington Bear）（＊）は渋谷のハチ公に例えられます。
この駅から歩いて5分にヘニング・ストウメルさん（Henning Stummel）の邸宅があります。
彼の祖先はドイツ人です。彼自身5歳の時に来て、10歳の時ドイツに戻りました。名門ダムスタット大学（TH Darmstadt）で幅広い建築を学びました。都市計画と建築が専門です。卒業後　イギリスの建築事務所をいくつか経験し、2000年に独立しました。結婚して、お嬢さんさんが誕生した時でした。
ヘニングの建築の核心は次の通りです。
「エコや地域性を配慮しながら、新しい角度から歴史的価値がある建物を新再活用します。実際　この考えで仕事をしていますと、古い建物に啓発されて今日のプロジェクトが成功してきます」
彼の代表的作品を見せて戴きました。「明確に定義され、容易に理解しやすい特徴を持っています。また現代人の生活ニーズを満たしながら、シンプルなデザインが長く美的センスを持ち続けるように感じました」
　以上の言葉を具体化したのが、彼が建築し、住んでいる家です。
<div class="photo-area"><div><a href="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82R_%20%28137%29.html" onclick="window.open('http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82R_%20%28137%29.html','popup','width=400,height=603,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/London_%82R_%20%28137%29-thumb.jpg" width="250" height="376" border="0" /></a></div><div class="t05">コーヒーを入れるストウメルさん</div></div>
　産業革命の結果、物資の輸送のターミナルとしてパデイントン駅が造られました。当然、付近に1840年頃、物資の倉庫も造られました。幾他の変遷の後、最近はアンナテーク修理工場でした。建物はメンテナンスが全くなされないまま、売りに出されました。隣人がそれを買い取り、住居用許可を得ました。
2007年、その隣人から１/3の面積をヘニングが買い取ったのです。外観は歴史物であるのでこわすことができないので、そのままにしました。
　中国人の奥様と家庭内離婚。一階にヘニングが住み、奥様は2階、3階に子供が住んでいます。撮影はもっぱら2階の奥様のスペース。ベッドには下着が干してありました。撮影が終わり、奥様のキッチンを使って簡単な料理をして、奥様のダイニングで雑談中に、シテー（東京の丸の内ように権威がある）に勤務している奥様が帰ってきました。ご主人のへりくだった態度にガッカリしながら早々に退散しました。

（＊）イギリス作家マイケル・ボンドが創作した架空のクマ。このクマはパデイントン駅で「このクマを世話してください。お願いします」という張り紙を付けたコートを着て、スーツケースの上に座っていた。ここから物語は始まる。
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         <pubDate>Thu, 10 Jul 2008 11:11:52 +0900</pubDate>
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         <title>LA　4月7日　第3話　頭で創った日本建築</title>
         <description><![CDATA[<div class="photo-area"><div><a href="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/LA03_364.html" onclick="window.open('http://www.sekasuma.com/blog/p-img/LA03_364.html','popup','width=400,height=268,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/LA03_364-thumb.jpg" width="250" height="167" border="0" /></a></div><div class="t05">ギャンブルハウスの全景</div></div>

　パサデナ（Pasadena）はロスアンゼルスから東北に15に位置するバラと芸術の街です。毎年1月1日に開催されるアメリカンフットボール「ローズボウル」（Rose Bowl）は世界的なイベントです。芸術に関しては「ギャンブル・ハウス」（Gamble House）が有名です。キャンブルは「賭け」の意味ではありません。有名人の苗字です。Ｐ＆Ｇ（プロクター＆ギャンブル）という世界最大の洗剤・家庭用品・衛生用品・ヘアケア製品・化粧品のメイカーです。
　　共同創始者のギャンブル家の避寒家として建てられたのがこのギャンブル・ハウスです。
設計したのは、19世紀後半に世界的に流行したアート＆クラフト運動（＊）をアメリカ建築に取り入れたグリーン兄弟（ Charles & Henry Greene）です。アメリカではあの落水荘のフランク・ロイド・ライト（Frank Lloyd Wright）と並び称せられる偉大な建築家です。

<div class="photo-area"><div><a href="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/LA03_95.html" onclick="window.open('http://www.sekasuma.com/blog/p-img/LA03_95.html','popup','width=400,height=603,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/LA03_95-thumb.jpg" width="250" height="376" border="0" /></a></div><div class="t05">くぎを使わずに作った日本式階段</div></div>

　両者に共通しているのは、伝統的日本建築を随所に取り入れたところになります。ライトは日本に来て実際に日本建築を見聞きしただけでなく、遠藤新（＊＊）などの日本人弟子を多く抱えていました。これに対して　グリーン兄弟は日本に来たことはなく、ましてや日本人弟子もいません。ボストンで開催された万博に出展された日本建築から学んだのです。また、世界を慢遊したギャンブル家の人々からの見聞により、このギャンブル・ハウスを作り上げたのです。
　さらに、家具・装飾・ステンドグラスなど随所に日本建築の要素をみることができます。また、釘を一切使用していません。各部屋は「刀の柄」のように伝統的日本の象徴をテーマにしています。

<div class="photo-area"><div><a href="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/LA03_471.html" onclick="window.open('http://www.sekasuma.com/blog/p-img/LA03_471.html','popup','width=400,height=268,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/LA03_471-thumb.jpg" width="250" height="167" border="0" /></a></div><div class="t05">インタビューに応じるボスレーさん。</div></div>
　現在　この館の館長はエドワード・ボスレー（Edward Bosley）さんです。バークレーの芸術学部を卒業後、ＵＣＬAでＭＢＡを取得し、芸術建物の専門家です。彼は2011年に日本でグリーン兄弟の美術・工芸作品の展示会を開催したいと夢を語ってくれました。
　最後に、映画フアンには耳よりな情報：ギャンブル・ハウスは「バック・トウ・ザ。フイチャー」のドクの家として撮影されました。


＊イギリスに最初に興った芸術運動。機械文明に抵抗し、芸術における手仕事の重要性、実用できる工芸の社会性を強調する。ウイリアム・モーリスが指導的役割を果たす。
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         <pubDate>Wed, 04 Jun 2008 12:32:41 +0900</pubDate>
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         <title>LA　4月6日　第2話　UCLA建築の手本となる家</title>
         <description><![CDATA[　ロスアンゼルスにある最高学府はUCLA（University of California Los Angeles）です。建築分野でももちろんUCLAです。不思議なことに、建築学科が芸術学部のなかにあるのです。建築は絵画・映画・彫刻と同じ芸術の1分野なのです。その建築学科のボスが日本人で阿部仁史（東北大学教授）さんです。今回の訪問先は、助教授のネイル・デナリ（Neil Denari）さんが設計した邸宅です。

<div class="photo-area"><div><a href="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/LA02_49.html" onclick="window.open('http://www.sekasuma.com/blog/p-img/LA02_49.html','popup','width=400,height=268,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/LA02_49-thumb.jpg" width="250" height="167" border="0" /></a></div><div class="t05">入学予定者に説明するデナリ助教授</div></div>

　その邸宅に、今年9月に建築学科入学予定者（Perspective student）がUCLAのバスを連ねて訪問にきました。阿部さんの話によると、ハーバード・MIT・コロンビアなどに逃げないようにする2泊3日の説明会の一環だそうです。優秀な大学でも学生確保が問題になっていること、その方策を実施していることに、親しみを感じました。

<div class="photo-area"><div><a href="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/LA02_81.html" onclick="window.open('http://www.sekasuma.com/blog/p-img/LA02_81.html','popup','width=400,height=268,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/LA02_81-thumb.jpg" width="250" height="167" border="0" /></a></div><div class="t05">キッチンで、ご主人のアランさんとデナリ助教授</div></div>
　この家の住人はエリック・アランさんとロンダ・ボーさん夫婦と3人の娘さんの5人です。長女が生まれる直前の1990年にこの家を買い取りました。近くある高速道路に乗ると、すぐに目的地に着ける交通至便が気に入りました。
　3人の娘が大きくなって、家が狭くなり、2004年に改装を決意しました。デナリ助教授のデザインした家々を以前から気に行っていたので、e-mailで依頼しました。エリックさんのレクエストは「家族の空間を大切にして欲しい」の一点で、デザインはデナリさんに任せました。

<div class="photo-area"><div><a href="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/LA02_232.html" onclick="window.open('http://www.sekasuma.com/blog/p-img/LA02_232.html','popup','width=400,height=266,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/LA02_232-thumb.jpg" width="250" height="166" border="0" /></a></div><div class="t05">一家5人でアイスクリームを作る。</div></div>

　「家族の空間」はキッチンであるであることがすぐに分かりました。なぜなら、取材中も5人の家族が入れ替わり立ち替わりキッチンで食べてばかりいるからです。
デナリ助教授が冷蔵庫から食材を取りだし、簡単な料理をして食べながら、私たちのインタビューに応えた　フランクさが印象的でした。

<div class="photo-area"><div><a href="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/LA02_277.html" onclick="window.open('http://www.sekasuma.com/blog/p-img/LA02_277.html','popup','width=400,height=268,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/LA02_277-thumb.jpg" width="250" height="167" border="0" /></a></div><div class="t05">裏庭から1階のゲームルーム、<br>2階のベッドルームをみる。</div></div>　
　一番素晴らしい場所は夫婦寝室です。ダイニング・キッチンと廊下を挟んで3段の階段で行けます。中はガラス張り、裏庭の大木が見えると同時にベッドからテレビも見ることができます。
　夫婦寝室の下はゲームルームになっていて、wiiを親子で楽しんでいます。また、そのまま裏庭に出られる解放感はこの家の特徴です。　]]></description>
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         <pubDate>Mon, 02 Jun 2008 10:07:03 +0900</pubDate>
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         <title>LA　4月5日　第6話　環境に配慮したグリーンな家</title>
         <description><![CDATA[<div class="photo-area"><div><a href="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/LA06_194.html" onclick="window.open('http://www.sekasuma.com/blog/p-img/LA06_194.html','popup','width=400,height=268,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/LA06_194-thumb.jpg" width="250" height="167" border="0" /></a></div><div class="t05">サンタモニカのヨットハーバー。　<br>左の建物が夕食を食べたレストラン</div></div>

　本日の収録先はサンタモニカです。ロスの西に位置する知名度No.1の高級ビーチです。
ここの象徴はサンタモニカ・ピアで、世界一有名な桟橋です。ここにあるレストランで、早い打ち上げデナーをスタッフ全員で食べました。アメリカン・フッドばかり食べていたので、海産物の美味しかったこと。
観光客はサード・ストリート・プロムナードに集まっています。昼食はここでのアメリカン・ファーストフッドです。

<div class="photo-area"><div><a href="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/LA06_144.html" onclick="window.open('http://www.sekasuma.com/blog/p-img/LA06_144.html','popup','width=400,height=266,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/LA06_144-thumb.jpg" width="250" height="166" border="0" /></a></div><div class="t05">リビングでくつろぐベイチャー夫婦</div></div>

　その目抜き通りの近くにある高級住宅の一角に　パソビジョン社の社長　ボブ・ベイチャー（Bob Beitcher）さんの邸宅があります。
　この家の特徴は、全てに渡り、環境を配慮した最新鋭のエコ・システムを導入していることにあります。このコンセプトは大学で環境建築を教えているワレン・ワグナー（Warren Wagner）さんが作成しました。彼の考えは次のようです。

<div class="photo-area"><div><a href="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/LA06_334.html" onclick="window.open('http://www.sekasuma.com/blog/p-img/LA06_334.html','popup','width=400,height=268,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/LA06_334-thumb.jpg" width="250" height="167" border="0" /></a></div><div class="t05">メインベッドルーム</div></div>

1）壁・床の素材はチップを固めたもので、50年後に土に戻るものです。天井は竹、階段はココナッツ使用済みのヤシの木を素材としました。
2）太陽光の採取に頭を使いました。冬には太陽光を取り入れ、その熱を夜に使用し、夏は遮断するように家の方向と構造を考えました。そのためエアコンは一切使っていません。

<div class="photo-area"><div><a href="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/LA06_397.html" onclick="window.open('http://www.sekasuma.com/blog/p-img/LA06_397.html','popup','width=400,height=268,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.sekasuma.com/blog/p-img/LA06_397-thumb.jpg" width="250" height="167" border="0" /></a></div><div class="t05">屋根から邸宅を見る。右側が太陽パネル</div></div>
3）屋上のソーラーシステムは見えないように、デザイン上工夫をしました。
4）床暖房のため、熱湯と電気を効率よく使用するシステムを開発（これは企業秘密）し、庭のプールにその熱湯を貯蔵しておく、熱湯の乾電池を作り上げました。
5）庭には食べられる植物だけを植えました。
徹底したエコ建築に眼からうろこが落ちた一日でした。
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         <pubDate>Thu, 29 May 2008 13:50:24 +0900</pubDate>
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